ソウル・明洞で今、新たな“観光名所”として注目を集めているのが一般薬局だ。
化粧品店や免税店に続き、いわゆる「K-薬局」と呼ばれる店舗に外国人観光客が殺到している。
地下鉄乙支路入口駅から明洞駅周辺にかけて、外国人を主な客層とする薬局は約30店舗に上るという。
平日の午後や週末には行列ができるほどの盛況ぶりだ。
店内には日本語・英語・中国語の価格表示が掲げられ、多言語対応スタッフが常駐。
白衣姿の薬剤師が一般医薬品や健康機能食品について直接相談に応じる姿も見られる。
タイからの旅行者は「韓国人が実際に使っている医薬品を一度に買えるのが魅力」と話し、オリーブヤングとは異なる品揃えを目的に訪れるケースも多い。
ショート動画プラットフォームで“韓国薬局ショッピング”が拡散したことも人気拡大の背景とされる。
昨年、外国人の薬局での支出額は1414億ウォンに達し、前年比142.2%増と大幅に伸びた。
観光消費の新たな柱として存在感を強める中、製薬会社や卸業者による納品競争も激化している。